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地盤の強度を測ろう

作業員

災害に強い地盤か確認する

平板載荷試験とは原地盤に対して基礎を設置する深さまで掘削を行い、載荷板を設置して負荷を与えて、荷重の大きさと載荷板の沈下との関係から地盤の変形や強度などを調べる試験です。この試験により直接地盤に荷重を与えて極限支持力や地盤反力係数、および沈下量が確認出来ます。この方法は国土交通省に認められた調査方法であり、信頼度も高いのです。一般的な地盤調査では直接地盤に荷重をかけて調査することは出来ません。しかし平板載荷試験ならば短時間で調査が出来るメリットがあります。そのメリットを生かし、擁壁やプラハブの地盤調査や地盤改良工事後の地盤の強度を再確認するのに使われます。平板載荷試験を行う場合、構造物の種類や規模、基礎の大きさおよび支持地盤の土層構成などを十分検討しておき、地盤を代表する地点を選んでおく事が大切な点です。平板載荷試験では載荷板を設置する際に整形した試験地盤面に水平に密着するように設置します。水平に設置せずに試験を行うと試験地盤固有支持特性が得られないからです。また載荷板に偏心荷重が加わらないように組み立てる必要があります。一般に戸建て建築の場合、載荷方法は測定の目的が地盤の支持特性の把握な為、1サイクル方式が行われています。沈下の測定は最大荷重載荷後は5分間隔で各荷重を段階ごとに順次減圧して行き、荷重の戻しに対する沈下量の復元を測定します。このように平板載荷試験によって耐震基準を確認するだけでなく、災害時に液状化の恐れがないかを確認することも可能になるのです。